******************
▼レナがやったどー…!学校から帰宅すると、家にはリナの姿が。
リナは レナに話があるようだけど、レナは避けるようにゴミ捨て場へと出かける。
それでも追いかけてきたリナ。
リナは、レナの父親と『自分たちのこの先』について話をした、とレナに告げる。
それを聞いたレナは、
父親とリナの再婚を完全に拒否。
「許さない」とまで言う。
それは、自分の父親がリナたちのカモとして目を付けられている事実を レナが知っているから。
ほとんど人が来ない場所であることをいいことに、レナの頬を叩き、殴る蹴るを繰り返すリナ。
そしてレナの首に手をかけ、
絞め殺そうとまでする。
その時レナは、落ちていたガラスの破片を掴み、
リナの腹部を傷つける。
その痛みに、レナの首から手を放すリナ。
落ちていた鉄パイプを手に取り、リナを何度も殴打するレナ…「死ね…っ、死ね…!死んでしまえ!!」リナさん、さようなら… 。・゚・(ノД`)・゚・。
▼次は鉄平の番家に戻ったレナは、自分の父親が鉄平に怒鳴りつけられているところを目撃。
鉄平を睨むレナ…。
そしてレナは、鉄平を呼びとめる。
「リナさんに、鉄平さんが来たら連れて来てほしいって言われてるんです。
何かお話があるとか…」そうやってゴミ捨て場まで鉄平を連れてきたレナ。
懐中電灯の具合がおかしいと言い、明かりを消す。
鉄平は、持っていたライターで火を点ける。
しかしライターの火で照らされたのは、『何か』を振りかざしたレナの姿。殴りつけられる鉄平。
レナが手にしている鉈(ナタ)は、赤い血に染まっていた……。▼後始末鉄平を殺した翌日。
ゴミ捨て場には、黒いジャージに着替えたレナの姿が。
レナは 死体をノコギリで切断し、袋に詰めていた……。しかしそこに、『宝探し』をするために圭一たちが来てしまう――…。
▼『仲間』「レナ、どうして…どうして相談してくれなかったんだよ!?
オレたちは仲間だろ?!
仲間ってのは、何があっても無条件で味方になってくれる家族同然の存在じゃないのかよ?!
オレたちに相談してくれれば、レナは人殺しなどせずに済んだかもしれない…っ」 (圭一)
「じゃあ圭一くんの言う通り、私がみんなにお父さんとあの女のことを打ち明けたとしよう。
さあ…どうしてくれるの?」 (レナ)
けれど、圭一は良案を出せずに口ごもってしまう。
「無理だよ…。圭一くんには何もできない…。みんなだってそう、何もできないよ。
仲間なんて、楽しくてどうでもいい時間を一緒に過ごすだけのお友だち。
本当に辛い時は、味方になってくれないんだよ…。
昔からそうだったよ。引越し先でもそうだったからね。
だから私、仲間に打ち明けるのなんかやめよう って思った。
だって、どうせ誰も助けてくれないし、助けられないもの…。」 (レナ)
「なんで信じてくれないんだよ…っ。
確かに、最善の考えや方法を思いつかないかもしれない。
でも、きっと今よりも、より良い未来へ辿りつけたと信じてる…!」 (圭一)
圭一の言葉に対し、『今よりもいい未来なんて無い』と言うレナ。
「 ウソだ!だってその証拠に、レナはさっきから泣いてるじゃないか!!」そして圭一は告げる。
レナのやったことは『最悪』だけれども、仲間として、レナのやったことを受け入れる、と。
ここにいる全員が秘密にしていれば、それで終わり。
そういって、死体を遺棄する圭一たち。
明日からは 今日の出来事を忘れよう、と言う魅音。
そして綿流しのお祭りの日。
木の陰には、レナたちを見る大石の姿――――…。